自転車乗りによる機材探求の旅

サイクルライフを機材という側面から一般ライダー目線でゆるめにインプレしようという機材大好きライダーのブログです。

ディスクブレーキの感想!(インプレなど)

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雨の日、でも問題なく!!

 今回は何かと話題のディスクブレーキに焦点を当てていきたいと思います。 まあいろいろありますがやっぱりブレーキだからブレーキのこと(当たり前だろ?)でいきたいと思います。 スルーアクセルについてはまあ次回?のお楽しみってことで。

 

 

 制動力について

 まずリムブレーキ、ディスクブレーキとも制動力という点に関してですがそう大きくは変わらない印象です。(雨の日以外) 細かく言うとアルミリムならってところでしょうか?ですがカーボンは若干の低下は感じますね。(まあカーボンリムはメーカーやシューによって差がありすぎるのであくまでわたしが使ってきた中でですが!) でも一つだけ例外もあってマビックのエグザリットとR9100のキャリパーの組み合わせは雨でも関係なくいけましたよ。(効きすぎ!!) ブレーキを掛けるのに握力もそれほど必要なく、軽くレバーが引けるので長時間のダウンヒルでも気を遣うこともなくなりました。

  まあこれはさておきここでわたしが一番言いたいのはまずウエットではほぼ完全にディスクに軍配があがります。ライド中に雨が降りだすこともあるし、そういう時に恩恵は高いです。 もちろん晴れの日と同じようには止まれませんのでそこは注意してください。(当たり前)まあ多少あて効きは必要ですし、鳴きは発生しますけど。

 次にリム、シューの違いでブレーキタッチがいちいち変わるってこともない所が、私にとってこれ重要なんです。(なんせ走るコースでホイールを毎回変えるので!)細かいこと言えばタイヤで少し変わりますけど。(ホイール違えどタイヤは一緒) 特に私はカーボンホイール大好き人間なので、ディスクブレーキの恩恵をかなり受けています、まあそのためにディスクブレーキに転向したんですから! 

 取り扱い

 取り扱いですが、別段困ることはないですね。 スルーアクセルで固定してるんでクイックのように緩めて簡単に外す、ってわけにはいきませんが回して抜けばいいだけですよ!(簡単、ちょっと手間ですが) クイックで外すとよくホイールセンターがよくズレることがあり結構手間だったんですが、この点スルーアクセルは非常にズレが少なくいいですね。 いちいちブレーキシューの位置調整しなくていいんですから!! でも最近ショップで聞いた話では、ホイールメーカーが変わると若干のズレがでてローターとパッドが干渉する事例もあるようです。(私、ROVALしか使ってないので!これはわかりません)

 ブレーキパッド、ローター

 これと関連することですが、ホイール交換の際いちいちシューの交換しなくていいんですが、やはりパッドの減りはしっかり管理するといいですよ。あとパッドには基本レジンパッドが使われています。(シマノの場合) ただMTBに使われるようなメタル系も選択することもできます。 効きは初期からガラッと変わるので慣れはかなり必要かなって思いますよ。 あとパッドですが、非常に油分に弱く一度オイルなどがしみ込んでしまうともう元に戻らないと思ったほうがいいです。 チェーンオイル、ディグリーザーなど使用する場合はキャリパーを養生して使用したほうがいいですね。 (ローター外したままブレーキ握らないでね!こじ開けることになりますから注意!) 

 次にローターですが、何かに当てて曲げるとかなければ特に注意はありませんがこれも油分には注意が必要です。 一気に効きが低下します。 まあローターはパーツクリーナーで洗浄すれば問題ないですけど。 あとローターに関してはデュラとアルテ両方使用してますが、それほど効きに関して差はない感じです。でも見た目はデュラがカッコイイ。でも価格は倍になります(笑)。

 STIについて

 これはディスクブレーキにすると基本大きくなります。

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機械式STIは結構大きい、しかも重い!

 機械式、私も最初はこれから入りました。 STIかなりでかいです。 タンクがあるとはいえ電動との大きさ、重さの差は歴然としてますし、ダンシングでも明らかに振りがもっさりします。 私は油圧ディスクに関しては(シマノの場合)電動STIのほうが好きですね。 握った感じもしっくりこなかったですしね、でもタンクの部分を握ってエアロポジションっていうのはよくやりましたよ。 あの部分は握りやすかった。(ブレーキ関係ないし、レバーに届かないしね) 

 デメリット

 これは語らなければいけません(笑)。 一番のデメリットは今までの機材がほとんど使えないことですね! 費用的に一番痛いところです、もちろん私はそんなこと百も承知で替えました、私にとってメリットのほうが大きかったから。 次に重量アップですね。 これはこれで気にされる方も多いと思います、当然ですね。軽量化のために大金つぎ込んでいることもありますし、ヒルクライムでウエイトは大事ですしね。実際、リムブレーキ時代より軒並み私のバイクはウエイトアップしてます。 あと剛性が上がりすぎるってことも聞きます。(これについては細かくはスルーアクセル編で) まあ私的にはどれも(費用以外)はマイナスではなくむしろプラスに働くことになりました。今回はこのへんで。