自転車乗りによる機材探求の旅

サイクルライフを機材という側面から一般ライダー目線でゆるめにインプレしようという機材大好きライダーのブログです。

チューブレスタイヤ投入 SWORKS TURBO RAPIDAIR 28C

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ROVAL CL50との組み合わせ

 今回は、スペシャライズド社からついに発売開始されたチューブレスタイヤ、RAPIDAIRについて今回はお伝えしたいと思います。 こちらは28Cタイヤですが最低空気圧5.5BARから使用可能で、チューブレスレディーとなります。 普段からスペシャライズド社のTURBOシリーズを愛用させてもらってますが、28Cは初めてなので内心ちょっと思うことはありました。 結論から言うと私的には十分ありではないかと思います。 では個別に見ていこうと思います。

 

  取り付け

 今回はショップのメカニックにお願いしましたが、取り付け風景はしっかり拝見させてもらいました。 至って取り付けに苦労する感じはなくスムーズそのもの。 タイヤのビートをはめるのもタイヤレバーなど必要なく、簡単に入るのでクリンチャータイヤとあまり変わらない感じです。 ビート自体も簡単にフロアーポンプで上がりましたので特に自宅でタイヤ取り換えもできそう。(これ重要!) ただ今回はROVALCL50での取り付けでしたので、タイヤとシーラント以外に必要なものもありました。 CL50は基本CLX50とリムは同じなのですが、クリンチャー仕様でリムテープ、チューブレスバルブが付いてないので、別途購入になりました。(今回はDT SWISS製を使用) あとメーカーサイトに取り付け手順、ホイール適合表がありますのでご参考になさってください。(CLX32,50,64とも適合、まあ購入すると最初からバルブとリムテープがついてますから当然?) あとメーカー指定はタイヤ1本につき、シーラント60mlらしい。こんなにいれるんかい!

  走行感

 こちらに関してはいい意味で裏切られました。 たしかにタイヤ単体で約305グラム程度あること、シーラントをあの量入れることを考慮すると?ちょっと不安というか半信半疑な部分がありました。 でも走らせると軽いとはいいませんが、スムーズに速度があがっていく感じと乗り心地のよさはすぐにわかりました。 (空気圧は5.5BARで使用です。)  そのあとショップのライドで高速巡行、ヒルクライムダウンヒルと一通り使用してみてまとめてみると、(SWORKS TURBO,TURBO COTTON比較)

  メリット 

  • 平地での高速巡行での転がりのよさ
  • アスファルトの凹凸や荒れた路面での乗り心地
  • 衝撃吸収、振動の収縮の速さ(収まりがいい)
  • 低圧からくるコーナリングワークのやりやすさ(特にダウンヒル
  • 脚への負担は少なく感じる

  デメリット

  • ゼロ加速時のモッサリ感(慣れるまでは結構気になる)
  • ダンシングの振りが重い、ダンシング時の加速感のなさ(遅いわけではない)
  • ヒルクライムではやはり若干の重さは感じる(タイムは変わらない)

 というところです。感覚とタイム、パワーがいままでのクリンチャーとはかなり違います。 感覚的な部分ですが、スピード感がマイルドになる感じで遅くなった感じがあるんですが、数値は変わらないというところですね。 まあ不思議?慣れの問題ってことでしょう。   数値が変わらず、乗り心地はいいのですから頑張って慣れてみます。

  対パンク性

 こちらに関しては、早速2件事例があります。(あまりいい話ではないですが) 実際の走行中、ネジと針が刺さりましたが全く問題なく走れました。 さすがにネジを抜くとかなり空気が抜けてしまいましたが、針程度は一瞬でエア漏れも止まりそのまま走行できました。 チューブレスレディーにシーラント、かなりパンク耐性高いです。あとネジを抜いたあとはパンク修理もでき、問題なく走行できてます。 (ネジが刺さったまま20キロほど走った。)