自転車乗りによる機材探求の旅

サイクルライフを機材という側面から一般ライダー目線でゆるめにインプレしようという機材大好きライダーのブログです。

SWORKS ROUBAIX SL6 (SL6は仮)

 今回は、こちらSWORKS ROUBAIX SL6です。 ようやくフレームセットが到着したので、そのフレーム形状のレビューをどうぞ!!

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このカラーカッコイイ!!

  このカラー、写真ではちょっと分かりにくいのですが、ベースのカラーはマットブラックでシルバー、メタリック調のグレイのようなカモフラ調になってます。 実際に昨年パリ~ルーベを走ったバイクと同じカラーのようで、プロチームレプリカカラーです。  

  私にとっては三代目(ルーベ)になりますが、前傾姿勢を深く取れない私にとってこのバイクはいつも最適なポジションを提供してくれます。 ジオメトリーがエンデュランスジオメトリー的なものとなっていますので、スタック、フロントセンターが長い安定感のある設定です。(リーチについては後で!)

  

 

  FUTURE SHOCK2.0

 なんといってもここは外せないでしょう。 いずれ長距離レビューをとっていきたいと思いますが、まずは仕様から。

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これがヘッド形状です。

  まあこの写真見ただけでも、普通と違いますね! この筒状の中にダンパーが入っています。 それでこのフレームは組み立て時、フォークカットせずこのユニットと固定するようになっているそうです。 自分でハンドル高調整、できるのだろうか? ちょっと面倒くさい感じが漂っています。 ここで思ったのが、このフレーム、スタック長は注意したほうがいいですね。なんせコラムカットしない(できない)ってことは自動的にスタック決定ですから。もちろんスペーサーは入れられます。(30mmですが)まあ高さが足りないってこともないと思います。でもステムは汎用品が使用可能です。これはとてもいいですね。 ハンドルももちろん基本汎用品でいけますので、純正のホバーハンドルがイマイチな方は交換できます。 ハイスタックのフレームにプラス15mmかさ上げするハンドルですから前傾は取りにくくなりますよ! このダンパーのインプレは今後上げたいと思います。

  フレーム形状

   ヘッドチューブ

 

 次はフレーム形状ですが、ダウンチューブはともかくそのほかのチューブは、D型、カムテール形状ともいいましょうか?とにかくエアロ形状をしてます。 

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ヘッドチューブ

 ここは極端な形状ではないですが、後ろへ空気を流す形状なのでしょう。まあここより前にハンドル、ホイールがありますけど! 

   フロントフォーク

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フロントフォーク

このフォークはエアロ形状になってますね。結構扁平してます。明らかに円状ではありませんから。 スルーアクセルなのでフォークの剛性も高めでしょう。 あとかなり幅のあるタイヤも入りそうなフォーク内幅ですね。(いったい何Cを入れるのやら。)

   ダウンチューブ

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ダウンチューブ

 ここは至って普通の形状ですね! まあ全部エアロ形状にしたら、ヴェンジになってしまうので?なわけありませんが剛性のバランス、重量の兼ね合いがあるんでしょう!でも使用されるレース、コースを考えると平坦の高速レースになりやすいのでここはもう少し攻めてもよかったのでは?って思います。(だったらヴェンジ買えって!)

   シートチューブ

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シートチューブ! 流行りのD型。

 お次にシートチューブですが、これはまさにエアロ、D型形状ですね。(カムテール形状より少し短い)ここに関してはエアロ、快適性を両立したターマックシートチューブに近いですがさらにそれに輪をかけた感じに仕上がってます。 この形状時期ターマックにも引き継がれるかは分かりませんが! あとBBが今回からねじ切りタイプ、JIS規格になりました。 これはいいですね。(BBメンテ楽だし、安いし) いままでOSBB仕様でしたのでいちいちアダプターを用意したり、使わないクランクに悩ませれなくなりました。 SWORKSクランクは軽量化が目的ならいいけど、基本この規格はトラブルおおいのでいいイメージがないんです。

   シートポスト

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PAVEシートポスト、D型形状。

 このシートポストがルーベのもう一つの売り?のPAVEシートポスト。ターマックのシートポストをちょっと曲げてみました的なシートポストです。(嘘です) 振動吸収性を高めるべくカーボンレイアウトも変更されているそうです。まあこことシートポストのクランプ位置をチューブの中に設けることでシートポストをしならせる仕様です。前回のコブルコブラのようなゼルツは入っていませんが同等以上の性能だそうです。ですがかなりの軽量化にはつながったと思います。(かなり重かったから) ちなみにD型シートポストですが、ターマックと共用です。 だからターマックにこのシートポストを使用することも可能かと思いますが、ルーベとはクランプ位置が違うのでそれほど快適性は確保できないのではと思います。(ゼロオフセットもあり、快適性悪化は確実。)

   後方より(チェーンステイなど)

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全体。シートポスト装着。

 てなことで前から後ろへ解説してきましたが、ああ忘れてましたチェーンステイがターマックより5mmほど長くなりタイヤサイズにも余裕ができたのと、リアセクションのほどよいしなりもあり快適そのものです。 今後、グラベルタイヤなんかも合わせて遊んでみたいと思います。  最後になりましたが、このルーベはプロジオメトリーになってまして、基本ターマックのものに合わせているとのこと。通常のルーベではスタックとリーチ、そしてフロントセンターの数値がしっくりくるものがなかったので。

 今後、レビュー、インプレを上げていきたいと思います。