自転車乗りによる機材探求の旅

サイクルライフを機材という側面から一般ライダー目線でゆるめにインプレしようという機材大好きライダーのブログです。

SWORKS ROUBAIX SL6 (レビューその3)

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来島海峡大橋をバックに!

 今回も引き続き、TARMACとの比較ってことで前回は乗り心地を中心にお話しましたが今回は走りについてでいきたいと思います。 では早速平地編より。

  走行編

 主に高速巡行についてになると思いますが、同じホイール(ROAVL CLX50)、もちろんタイヤで走りました。 速度は同じぐらいってところですが、感覚的にはずいぶん違う印象です。 TARMACと比べ、ROUBAIXは巡行時でも落ち着きがある走りといいますか、路面の上をホントスムーズに舐めるように走る感じですね。 TARMACだとこうはならず、若干跳ねながら?走っているかの感覚ですが、逆にこれが軽快感につながる部分でもあるのではないか?って思うところでもあります。(まあ完成重量で300グラム程度しか変わらないのですが!) そして跳ねない?感じにするのはやはりFUTURE SHOCK2.0による部分が大きいでしょう。このダンパーはかなり伸び側の抑えが効いてるので、車体を地面に的確に抑え込む感じです。人によってはもしかするとROUBAIXもかなりレーシーに感じる方がいるかもしれませんね! あとこれはスルーアクセルからくるネガな部分を(私はそれを悪くとらえたことはあまりありませんが!)うまく逃がしている感じになりましたね。 ですがもちろんこれはPROジオメトリーでのお話で、ノーマルタイプでは、うまくポジションを調整しないと深い前傾が取れないのでまた違った印象がでるかもしれません。(スタックハイト40mmほど差があります!) 

   ここで前傾姿勢ようは空気抵抗という部分が平地巡行では大事(ほとんどここ!)なので少し触れたいと思います。 あくまでも私的にはこの前傾姿勢、または全面投影面積を減らすことが抵抗軽減につながると思っていますので正直フレーム形状(エアロ形状など)でどれほど変わるか?っていわれるとまあどうでしょうって感じです。(VENGE、TARMAC、ROUBAIXと乗り換えて感じる) 要は乗る人間側にこそ改善点が多いってことですね! ちょっと脇道逸れましたがこれについては内容が大きく膨らみそうなので、いずれレビューしたいと思います。(以前、ちょっと触れたかもしれません)

  ですが、アタックやスプリントなどスピードの上げ下げが頻繁にある状況になるとやはりTARMACでしょうね。 踏み始めの加速の乗り、ハンドル周りの軽さが相まって一気にスピードが乗る印象です。 ROUBAIXはその点この辺りは良くも悪くもまったりしてますね。しかもリアもそこまで速い反応をしない感じでどちらかと言うとタメがある、スピードが後からついてくる感じですね。  ですがダンシング自体はそれほど苦手とはしないタイプで一定ペースなら登坂も十分こなせますし、よくFUTURE SHOCKがここで議題にあがるんですがフリーのままでも特に違和感もなくいけます。 むしろロックしたほうがハンドル周りが硬くなりすぎる印象さえあるので、基本はフリーで走りスプリントなど勝負?所(何と戦う?)でロックするのがいいのではと感じてます。

  あとコーナリングダウンヒルについてですがこれはほぼTARMACって感じです。ですがノーマルジオメトリならTARMACよりアップライトなポジションなので上半身の余裕があるのでもっと楽に下れるし、曲がれると思いますよ!(速さは別です) フロント周りのジオメトリーがほぼ同じ(TARMACと)PROTEAMタイプは同等の旋回性能を見せてくれます。

 以上が今回のレビューとなりますが、いかがでしょうか? 今後もぼちぼち上げていきたいと思いますので、ではまた。 (TARMACのレビューは以下の貼り付けより)

 

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