自転車乗りによる機材探求の旅

サイクルライフを機材という側面から一般ライダー目線でゆるめにインプレしようという機材大好きライダーのブログです。

SWORKS POWER ARCについて(サドル編?)

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POWER ARC これはいい!!

  今回はこれ! SWORKS POWER ARCです。 今流行りのショートノーズサドルの走りのPOWERサドルの形状が違うタイプですね。 前乗りが基本のショートノーズなんですが、割と後ろ側も使えるいいサドルだと思います。 本家POWERサドルはサドル形状がフラットかつ、特にサドル後ろ半分がワイドなのが特徴ですが、このPOWER ARCはアール形状がサドル全体にあるもので後ろ側に乗っていてもペダルが回せる柔軟性のあるサドルですね。 もちろん安定感、乗った時の快適性は本家POWERサドルのほうが高いのではと思いますが、私は脚の回しやすさやサドルに乗ったときのフィット感を優先するのでPOWER ARCを使用中です。 スペシャライズド社のサドルは様々なものがあるんですが、(ほぼロード用は使用した)このARCは私的にはローミンシリーズのショートノーズ版って感じで非常に使いやすいサドルです。ローミン、ローミンエボと使い続けていますが、このシリーズはとても安定感と脚の回しやすさがあって常に使い続けています。  でも不安定かと言われるとそうでもなく骨盤をうまく受け止めてくれる感じで安定感も十分なサドルです。しかもローミンエボほどラウンドしてないので着座位置もそれほど固定されないので前後も使いやすいですね!    

          ここでちょっと寄り道です!

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ローミンエボ!!

 このローミンエボも長年愛用してるサドル。 先代エキスパートからなので2代目になります。 あ!そうそう、そういえばエキスパートとSWORKSグレードではサドルのベースが全く違うので、全然違う乗り心地になります。 乗り心地の求めるならエキスパートがオススメ!です。 エキスパートのほうがベースの上にしっかりクッションが乗っている感じで、快適性は全くといって違うレベルですから注意してください。ですが軽量性と剛性に関してはSWORKSのほうが上ですね。 SWORKSはクッション薄いし、太いカーボンレールが付いてるので当然といえばそうですが! この特徴はスペシャのサドルのほとんどのいえそうですね。  まあ寄り道してしまいましたがPOWER ARCはローミンエボと同じ感覚で使えるのでいいですね! あとARCはローミンと同様座面がラウンドしてるので基本的には着座位置が固定されやすいのですが、意外と作りが細い?ためか割と前後を使い分けることができる(まあサドルの取り付け角度にもよる)のでここも気にいっているところです。 

  ただスペシャといえばあとトゥーペがメイン所ですが、これはほぼフラット形状のサドルなので(サドル長も一番長い)前後を座り分けるならこれも優秀なサドルですね!(これも結構好きですよ。)一番乗り方を選ばないサドルといってもいいかもしれません。 

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トゥーペ!

  てな感じで、いろいろ言いましたがこれからもいろんな切り口で語りたいと思いますのでよろしくです。

 

SWORKS ROUBAIX SL6 (レビューその3)

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来島海峡大橋をバックに!

 今回も引き続き、TARMACとの比較ってことで前回は乗り心地を中心にお話しましたが今回は走りについてでいきたいと思います。 では早速平地編より。

  走行編

 主に高速巡行についてになると思いますが、同じホイール(ROAVL CLX50)、もちろんタイヤで走りました。 速度は同じぐらいってところですが、感覚的にはずいぶん違う印象です。 TARMACと比べ、ROUBAIXは巡行時でも落ち着きがある走りといいますか、路面の上をホントスムーズに舐めるように走る感じですね。 TARMACだとこうはならず、若干跳ねながら?走っているかの感覚ですが、逆にこれが軽快感につながる部分でもあるのではないか?って思うところでもあります。(まあ完成重量で300グラム程度しか変わらないのですが!) そして跳ねない?感じにするのはやはりFUTURE SHOCK2.0による部分が大きいでしょう。このダンパーはかなり伸び側の抑えが効いてるので、車体を地面に的確に抑え込む感じです。人によってはもしかするとROUBAIXもかなりレーシーに感じる方がいるかもしれませんね! あとこれはスルーアクセルからくるネガな部分を(私はそれを悪くとらえたことはあまりありませんが!)うまく逃がしている感じになりましたね。 ですがもちろんこれはPROジオメトリーでのお話で、ノーマルタイプでは、うまくポジションを調整しないと深い前傾が取れないのでまた違った印象がでるかもしれません。(スタックハイト40mmほど差があります!) 

   ここで前傾姿勢ようは空気抵抗という部分が平地巡行では大事(ほとんどここ!)なので少し触れたいと思います。 あくまでも私的にはこの前傾姿勢、または全面投影面積を減らすことが抵抗軽減につながると思っていますので正直フレーム形状(エアロ形状など)でどれほど変わるか?っていわれるとまあどうでしょうって感じです。(VENGE、TARMAC、ROUBAIXと乗り換えて感じる) 要は乗る人間側にこそ改善点が多いってことですね! ちょっと脇道逸れましたがこれについては内容が大きく膨らみそうなので、いずれレビューしたいと思います。(以前、ちょっと触れたかもしれません)

  ですが、アタックやスプリントなどスピードの上げ下げが頻繁にある状況になるとやはりTARMACでしょうね。 踏み始めの加速の乗り、ハンドル周りの軽さが相まって一気にスピードが乗る印象です。 ROUBAIXはその点この辺りは良くも悪くもまったりしてますね。しかもリアもそこまで速い反応をしない感じでどちらかと言うとタメがある、スピードが後からついてくる感じですね。  ですがダンシング自体はそれほど苦手とはしないタイプで一定ペースなら登坂も十分こなせますし、よくFUTURE SHOCKがここで議題にあがるんですがフリーのままでも特に違和感もなくいけます。 むしろロックしたほうがハンドル周りが硬くなりすぎる印象さえあるので、基本はフリーで走りスプリントなど勝負?所(何と戦う?)でロックするのがいいのではと感じてます。

  あとコーナリングダウンヒルについてですがこれはほぼTARMACって感じです。ですがノーマルジオメトリならTARMACよりアップライトなポジションなので上半身の余裕があるのでもっと楽に下れるし、曲がれると思いますよ!(速さは別です) フロント周りのジオメトリーがほぼ同じ(TARMACと)PROTEAMタイプは同等の旋回性能を見せてくれます。

 以上が今回のレビューとなりますが、いかがでしょうか? 今後もぼちぼち上げていきたいと思いますので、ではまた。 (TARMACのレビューは以下の貼り付けより)

 

cyclingphoto.hatenablog.com

cyclingphoto.hatenablog.com

 

SWORKS ROUBAIX SL6  レビュー2(TARMAC比較その1)

 今回から2回に分けてお伝えする比較レビュー。 まずはこの二台!

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ROUBAIX SL6

 とこちら!

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TARMAC SL6

この二台の比較レビューになります。  まあこの2台で迷う?いや迷わないとおもいますが、方向性が違うようでよく似てるこの2台の比較レビューを今回はお伝えできたらと思います。(うまく伝わるだろうか?)

 

  2台の特徴(簡単に!)

 まあこの2台のことはメーカーサイトで見てください!ってのはあまりにも無責任なのでさらっとお伝えして先に進みたいと思います。

 まずTARMACですが、スペシャライズドといえばこれって感じのバイクですね。 オールラウンドタイプで平地、登坂、山岳となんでもこなせるスーパーバイクってところでしょうか?しかもスペシャの中では軽量モデルで、近年乗り心地も優れてきたってところで死角がほぼないバイクになりつつある感じです。

 次にROUBAIXですが、これはエンデュランスバイクって言われる部類に入るバイクでして、快適性を向上させる機構、機能があるバイクだったり前傾姿勢を深く取らずにすむジオメトリだったりする。 ですがもちろんレースで使われる(パリ~ルーベなど)バイクです。 軽量性、エアロ性能も盛り込んだモデルに進化していて決して侮れないモデルになりつつありますよ。

 

  ジオメトリについて

 この点に関しては、ROUBAIXとTARMACでかなり違います。 特にスタック、リーチが大きく異なりまして、よりアップライトなポジションが取れるようになって、楽な前傾姿勢が取れるってことですね。 まあ深い前傾は取りにくいとは思います。 そのために私が今回購入したPROTEAMバージョンが今回のモデルにはあり、このバージョンはなんとTARMACとほぼ同じスタック、リーチになる仕様になります。 ならターマックでいいのでは?って思うことも実際ありましたが、やはりポジションを大きく変化させること、カラーリングがよかったこと、ROUBAIX54サイズでの試乗などが理由でこのPROTEAMバージョンにしました。 ROUBAIXなのにハンドル位置が遠くて低い! 乗った瞬間、あっTARMACだって感じでしたから!!

  走行してみて(PROTEAMにて)

 まず最初に感じるのは、ターマックに似てるってことですね。  まあ走る前からある程度は想像できました。走ってみてほぼ違和感ないですが、といってもやっぱり違うところもあるのでお伝えしていきますね。

 一番気になる部分の乗り心地の点から行こうと思います。 TARMACSL6になって似り心地はかなりよくなったんですが、さらに振動吸収はよくなった印象ですね。 段差などを乗り越えた時の落ち着きは最高で、車体全体の振動を抑え込んでいるのか?ってレベルですね。 ここで勘違いしてほしくないのが快適性が上がって楽かってことなんですが、あくまでも効率よく速く走るために振動(特に上下動)をコントロールしてるってイメージなので。 たしかにまあ楽なのは事実ですが、振動を吸収してるってイメージ、ようはゆるい、柔らかい感じはありませんね! むしろ抑えが効いたレーシングマシンってイメージのほうが正しい気がします。 なのでFUTURE SHOCK1.5(エントリーグレードに採用)がその柔らかいってイメージに近くなる気がします。 FUTURE SHOCKも2種類あるので、ここはうまく使い分けているのかなって感じですね。 

 まあTARMACの乗り心地も悪くはないので大きく問題になることはないと思いますが、ROUBAIXと比べるとやはり跳ねる感じはありますね! フロントは機構があるので差がでるのは当然として、想像以上にリアの制振レベルが高いのにちょっと驚き!シートポストの機構も様変わりして、ゼルツの代わりにシートポストのしなりを使うタイプですがクランプ位置をなるべく下げシートポスト内でクランプする方式です。やはりこれが軽量性と振動吸収性を天秤にかけた結果なのか?って思うところですね。 もしかするとTARMACにこのPAVEシートポストをつけると?って考えると面白いかもしれない。 まあその逆はないでしょが。 ただこの乗り心地を得るために犠牲になったものもあるようですが、まあそれは仕方がありませんよね。

 次にタイヤを変更しての走行についてお伝えしたいとおもいますが、TARMAC SL6は30C近くまで太いタイヤが入るため、このタイヤをチューブレスを使うことでかなり乗り心地も改善されますが、ただTARMACのバイクイメージからズレる部分もかなり出てくるので多少好みが分かれるかもしれません。 ですが、ROUBAIXに関してはむしろチューブレスのほうがより落ち着きがある路面を舐めるように走る感じがより顕著になり細かな入力まで丸くしてくれる感じで好印象でした。 まあバイクからくるイメージがありますからね! (SWORKS TURBOとTURBO RAPIDAIRでの比較)

長くなったのでつづきは次回に!!

 

 SWORKS ROUBAIX SL6   (ファーストレビュー)

 今回からこちら!

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ROUBAIX PROTEAM

  さて先日、フレームについてお伝えしたROUBAIXをいよいよしまなみ海道にてシェイクダウン! その性能のほどはいかに?(まあルーベですから!) 今回は50キロほどのショートライドでしたが、このバイクの能力の一端はつかめたかな?って感じです。 ではどうぞ!!

  

 

 

 

 ファーストインプレ

  初乗りの感想としては、申し訳ないのですが正直?って感じ、いいえターマックと比べると違和感なくいつもの感じで橋の上を進んでいるので、FUTURE SHOCK(今後FSといいます)フリーのままだったんですが問題なくいけました。 ダウンヒルで低速コーナーでももちろんスムーズ!最初はターマック自体が快適性があがったことであまり変わらなくなってきたのかな?って感じでした。 まあ基本的にターマックと近いジオメトリーになるようにサイズを選んだので当然といえば当然かもしれませんね! 今後長距離ライド、ヒルクライムなど含めレビューを上げていきたいと思います。

 FUTURE SHOCKについて

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FUTURE SHOCK2.0 これ優れもの!

  今回のバイク、ここがまさに最大のポイントになるのか?って思ってましたが、正直ホント自然に路面に追従する感じでフワフワするとか、跳ねるとかほとんどなく快適すぎるハンドルフィールですね。 沈みこみはほどよく動くのですが、伸び方向にはしっかりダンパーの抑えがしっかり効いて振動を減衰する感じで、レーシー感を失わず程よく快適性を担保するいいバランスだと思います。 ただこのFS、中入力~高入力(路面の継ぎ目、段差など)にはかなり有効ですが、アスファルトの細かな凹凸にはそこまで効果を感じないかなってところです。(私的に) ですがそこをチューブレスタイヤと組み合わせて細かい入力を抑えることで最高の乗り味にしていくことができるのではと感じています。(ラピッドエア28C仕様) 今後もここは追求していこうと思います。 さてFSのフリーとロック機能ですが、正直ここまでダイヤルを回せる仕様にすることもないのでは?オンオフ機能ぐらいでいいのではと、実際私はフリー側にしっかりダイヤルを回すことはなく、オンオフ感覚で使ってます。(ダンパーの作動スピードの差を感じないから!!) でもほぼフリーのままで問題ないかもしれませんよ。(ロックほぼ使わないから、ホント。)

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これがダイヤル!(これ見ると車高調みたい?)

  あとダンシングについてですが、フリーのままダンシングしてもほぼ違和感なし、慣れの問題かなって思います。 よほど高強度でアタック、スプリントでもしない限りロックする必要を感じません。(1000ワット超えると必要なのかも?) まあこの辺りは個人差があるし、使うハンドルでもまた違ってくるのではと思います。(SWORKS SHALLOWハンドル仕様)

 PAVEシートポスト

  

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パッと見、どう快適性を上げているか、わかりにくい!

 D型シートポスト形状をターマックから引き継ぎ、さらにカーボンレイアウトを変更ししなりをだしているそうです。 それを活かすためシートポストをクランプする位置を可能な限り下げてしなりを最大にしているようです。  たしかに乗り心地もよく優れてると思います。 (以前はコブルコブラシートポスト、ゼルツで振動を抑えるがこれが重い!)  あとこのD型シートポストですが、ターマックでも使用できるようです。 まあどれほど乗り心地が変化するかはわかりませんけどね! あとチェーンステイも5mm長くなっており(ターマック比)その分しなりもあるのではと思ったりもします。 今回はそれほど長い時間、ライドしてないのでまだまだこれからチェックすることが多いですけど!

  おまけ

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 BB、ねじ切りです! SWORKSクランクとさよなら?

   前回、レビューをで写真あげれなかったので上げておきますね! BBは圧入からねじ切りへ変更。 これで音鳴りに悩まされなくなるかもしれませんね! メンテナンス作業も楽そう?ですね。

   以上が今回のレビューになりますが、今後さらに長距離、平地巡行、山岳コースとまたレビューを上げたいと思いますのでどうぞよろしく!!

   

 

SWORKS ROUBAIX SL6 (SL6は仮)

 今回は、こちらSWORKS ROUBAIX SL6です。 ようやくフレームセットが到着したので、そのフレーム形状のレビューをどうぞ!!

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このカラーカッコイイ!!

  このカラー、写真ではちょっと分かりにくいのですが、ベースのカラーはマットブラックでシルバー、メタリック調のグレイのようなカモフラ調になってます。 実際に昨年パリ~ルーベを走ったバイクと同じカラーのようで、プロチームレプリカカラーです。  

  私にとっては三代目(ルーベ)になりますが、前傾姿勢を深く取れない私にとってこのバイクはいつも最適なポジションを提供してくれます。 ジオメトリーがエンデュランスジオメトリー的なものとなっていますので、スタック、フロントセンターが長い安定感のある設定です。(リーチについては後で!)

  

 

  FUTURE SHOCK2.0

 なんといってもここは外せないでしょう。 いずれ長距離レビューをとっていきたいと思いますが、まずは仕様から。

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これがヘッド形状です。

  まあこの写真見ただけでも、普通と違いますね! この筒状の中にダンパーが入っています。 それでこのフレームは組み立て時、フォークカットせずこのユニットと固定するようになっているそうです。 自分でハンドル高調整、できるのだろうか? ちょっと面倒くさい感じが漂っています。 ここで思ったのが、このフレーム、スタック長は注意したほうがいいですね。なんせコラムカットしない(できない)ってことは自動的にスタック決定ですから。もちろんスペーサーは入れられます。(30mmですが)まあ高さが足りないってこともないと思います。でもステムは汎用品が使用可能です。これはとてもいいですね。 ハンドルももちろん基本汎用品でいけますので、純正のホバーハンドルがイマイチな方は交換できます。 ハイスタックのフレームにプラス15mmかさ上げするハンドルですから前傾は取りにくくなりますよ! このダンパーのインプレは今後上げたいと思います。

  フレーム形状

   ヘッドチューブ

 

 次はフレーム形状ですが、ダウンチューブはともかくそのほかのチューブは、D型、カムテール形状ともいいましょうか?とにかくエアロ形状をしてます。 

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ヘッドチューブ

 ここは極端な形状ではないですが、後ろへ空気を流す形状なのでしょう。まあここより前にハンドル、ホイールがありますけど! 

   フロントフォーク

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フロントフォーク

このフォークはエアロ形状になってますね。結構扁平してます。明らかに円状ではありませんから。 スルーアクセルなのでフォークの剛性も高めでしょう。 あとかなり幅のあるタイヤも入りそうなフォーク内幅ですね。(いったい何Cを入れるのやら。)

   ダウンチューブ

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ダウンチューブ

 ここは至って普通の形状ですね! まあ全部エアロ形状にしたら、ヴェンジになってしまうので?なわけありませんが剛性のバランス、重量の兼ね合いがあるんでしょう!でも使用されるレース、コースを考えると平坦の高速レースになりやすいのでここはもう少し攻めてもよかったのでは?って思います。(だったらヴェンジ買えって!)

   シートチューブ

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シートチューブ! 流行りのD型。

 お次にシートチューブですが、これはまさにエアロ、D型形状ですね。(カムテール形状より少し短い)ここに関してはエアロ、快適性を両立したターマックシートチューブに近いですがさらにそれに輪をかけた感じに仕上がってます。 この形状時期ターマックにも引き継がれるかは分かりませんが! あとBBが今回からねじ切りタイプ、JIS規格になりました。 これはいいですね。(BBメンテ楽だし、安いし) いままでOSBB仕様でしたのでいちいちアダプターを用意したり、使わないクランクに悩ませれなくなりました。 SWORKSクランクは軽量化が目的ならいいけど、基本この規格はトラブルおおいのでいいイメージがないんです。

   シートポスト

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PAVEシートポスト、D型形状。

 このシートポストがルーベのもう一つの売り?のPAVEシートポスト。ターマックのシートポストをちょっと曲げてみました的なシートポストです。(嘘です) 振動吸収性を高めるべくカーボンレイアウトも変更されているそうです。まあこことシートポストのクランプ位置をチューブの中に設けることでシートポストをしならせる仕様です。前回のコブルコブラのようなゼルツは入っていませんが同等以上の性能だそうです。ですがかなりの軽量化にはつながったと思います。(かなり重かったから) ちなみにD型シートポストですが、ターマックと共用です。 だからターマックにこのシートポストを使用することも可能かと思いますが、ルーベとはクランプ位置が違うのでそれほど快適性は確保できないのではと思います。(ゼロオフセットもあり、快適性悪化は確実。)

   後方より(チェーンステイなど)

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全体。シートポスト装着。

 てなことで前から後ろへ解説してきましたが、ああ忘れてましたチェーンステイがターマックより5mmほど長くなりタイヤサイズにも余裕ができたのと、リアセクションのほどよいしなりもあり快適そのものです。 今後、グラベルタイヤなんかも合わせて遊んでみたいと思います。  最後になりましたが、このルーベはプロジオメトリーになってまして、基本ターマックのものに合わせているとのこと。通常のルーベではスタックとリーチ、そしてフロントセンターの数値がしっくりくるものがなかったので。

 今後、レビュー、インプレを上げていきたいと思います。

 

 

エンデュランスバイクについての独り言 (レビューではない)

 今回から始めた独り言シリーズ! 単に暇なだけ?ではありませんよ。 ちゃんと思うことがあって書いてますから。 まあターマック(軽量、レース)ヴェンジ(エアロ)ルーベ(エンデュランス)と乗り継いできてますとまあいろいろと思うことがあるわけで。 まあなんだかんだ言っても私の基準になっているのはやはりエンデュランスバイクなのでこれについて淡々と独り言を言おうと思います。(シリーズといってもこの先のことは不明。まあ伏線があってのお題!)

  

 

 エンデュランスバイクって?

 これに明確な答えはないってことはあらかじめ言っておきます。 人によってこの定義は変わります。 ロングライドで楽に走れる、速く走れるまあいろいろあるんですよ、ホント! でもとちらかというと楽に長距離が走れるって部分がフォーカスされることが多いし、実際そういう方向性で販売されるバイクがほとんどだと思う。 ですが同じエンデュランスバイクでも各社ジオメトリーが違いますし、狙ってる方向性もきっと違うんだと思う。 たとえばギミックを使ったり(ルーベ、ドマーネ、ドグマKなど)フレーム素材にインサートしたり(ビアンキなど)もちろん王道のフレーム設計を駆使しているメーカー(大多数)して、振動吸収やトラクションを稼いでいる、快適性を上げているバイクだと思う。  もちろんどれがよくってこれがよくないって問題ではないし、実際に乗って確かめるのが一番であり、できれば所有して長期間乗り回すのが一番である。(まあそんな時間も予算もないけど!) 特にこの手のバイクは短時間の試乗だけでは特徴が掴みにくい(分かりにくい、それは当然です。だってエンデュランスですから)から試乗会では評価されにくいでしょうしね。 私も色々試乗を含め乗ってきましたが、私個人的にはフレーム設計(ジオメトリーを含む)で乗り味を出しているモデルが好みかな?って感じマス。 例えば、ルーベですがSL4までとSL5からでは明らかに違ってきてます。 FUTURE SHOCKが搭載されるようになり今までのルーベより圧倒的に振動を抑えることに成功してます。これは試乗でも十分わかるのでぜひ体験してみてください。 ですがいままでの良さを犠牲にした部分もあることも理解はしておいたほうがいいでしょうね。 まずサイクリストがよく気にする重量ってヤツですが、これは基本重くなります。 しかも結構の量、何百グラム単位で重くなります。あと快適性をギミックで担保できる分実際の走りはレースモデルに近い動きになってきますので、(ジオメトリーをレースモデルに近づけている)好みが分かれるでしょう。私はどちらかの言えば、クイックよりマイルド、そして直進性の高いバイクが好きなので確かに快適ですが、コーナリング時に神経を使うのはちょっとって感じですね。 最近このジャンルで気になるのは、ルーベSL6とドマーネSLRでしょうか? あれ?さっきと言っていること違うし! まあこの2台、エンデュランスの双璧!(勝手にきめるな)ってことで避けては通れないでしょう。 

ルーベとドマーネSLR

 この2台はいずれは乗りたい2台ですね。 あとシナプスのそろそろモデルチェンジするのかなあ? 次期シナプスもどう進化させるか、興味がつきませんね! シナプスにはぜひルーベ、ドマーネとは違う方向の進化を期待したいですね。

 さて寄り道してしまいましたが、ルーベ、ドマーネですがどちらもギミックを採用しながらもあえて?なのかどうかわかりませんがエモンダやマドンとは明らかに異なるジオメトリーを採用したドマーネ、ターマックベースのジオメトリーを踏襲しているように思えるルーベとギミックは使えど方向性が分かれてきましたね。 実際、何度も試乗したルーベですがターマックSL6にかなり酷似してるところもありFUTURE SHOCKをロックすればターマック?って感じもある(特に平地巡行時)。 機会があれば、ドマーネを試したい!って思うわけで、近いうちに試乗でもさせてもらいにいこうかな?って思う今日この頃です。(購入欲が発生しなければいいが!) しかしドマーネ、ジオメトリーもエンデュランスジオメトリーってことでホイールベースも長いし、当然スタックハイトも高いので非常に安定感の高い乗り味なのだろうと予感はしてます。ですがカーボンって素材は設計の自由度が高いので、シートのレイアウト次第でかなり変化がでるのではないか?ISOスピードの影響はどうなのだろうか?などなど興味が尽きないバイクですね。(やっぱり購入して乗り回すしかないな!予算ないよ!)

 ドグマK-10S、FS

 これはシステム的にも、お値段的にも最強のバイク?かもしれませんね。 なんせ電子制御ダンパーなんて代物がついてますから!(そこまでやるか!おい) 実際のったことがないのでこれもいつかは?って思わされるバイクですね! ただこのバイクがレースで優位に立ちすぎると、電子制御はレギュレーション違反なんてことになる日がこないかちょっと不安! (ここはチームイネオスだクラシックレースで勝ちすぎないことを祈るしかない。) とはいえF10、F12と試乗させてもらってますがドグマ、非常に安定感の高い癖の少ないいいバイクです。 だから余計にK-10Sも期待してしまうんです。 ただフレームセットであの金額は二の足、三の足を踏んでしまうんですよね。

SWORKSシューズ編  (EXOSについて)

 引き続いてこちら

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軽量シューズのEXOS、はたして?

 今回はEXOSについて、レビューをお送りします。

 

  特徴について

 しかし軽いですよねこのシューズ持つと、もちろん履いても軽いですよ! ショップのスタッフさんとも話してましたが、靴というより、足袋って感じの履き心地です。 実際アッパーはSWORKS7と同じ素材とのことですが、持つと簡単に潰れるほど生地が薄く大丈夫かこれって感じになります。(大丈夫です!散歩もできます。でもしないでください。ヴェイパーフライのように跳ねないし、進みません。) これだけ軽いとソールは?って私も思いますが、そこはSWORKSシューズやわではありません。ですがやはり軽量化はされているのだと思います。(7より剛性ひくめ)  BOAも搭載されています。 このBOAは7とは違い、標準タイプのもので引き上げると一気ワイヤーが緩むようにできています。(これ便利?) ですが細かな調整はあまり効かないでしょうね。ここは軽量化に振ったんでしょう。 

ちなみにこんな感じ!

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これ靴か?おい!

  使用感について

 まず実際に履いて感じるのは軽い、柔らかい(特に前足部)BOAの締め付けがイマイチって感じです。(なんじゃこりゃ?)  初めに結論から言うとこのシューズは人を選ぶ感、かなりあります。(私の見解) 特にこのBOAの締め付けが個人的にいろいろ試しましたが7のように細かく設定できないし、中足部のみ(特に土踏まず付近)を締め付ける感じになっています。走りながらいろいろ着圧を変化させましたがどこに合わせてもしっくりくる所がなく現在サブシューズとしてスタンバイ?してます。

 実際走行していてすごく感じることなんですが、7と比べると軽量化され、回転の軽さは確かに感じれるレベルですし、ソール剛性もほどよくて快適性もあります。 この点を特に感じれるのは平地巡行、ようはシッティングで一定ペース(ケイデンス)で走っているときで、ペダルの回転がホントに軽く感じられ快調に足が回る感じがして最高なんです。 ですがダンシング、特に高負荷の時にこのシューズのネガな部分が顔を表してきます。 アッパーが非常に薄く、アッパー自体の横方向、縦方向の剛性があまりなく安定性がないので一体感がないですね。 まあ私のペダリングにも問題があるんだとおもいますけど、アタックなど掛けるときに逆に重く感じることもあるくらいです。BOAで締め付けを調整すれば、この感じは薄れるのですが足の甲が痛くなってしまうのでやりません。もしかすると限定ででたEXOS99なら紐シューズなのでこの辺がうまくいくかもしれませんが! あとペダリング的に内旋、外旋が強い方も合わないのではないかと推測してます。(私、特に右足の内旋が結構ありますから) ですから7のサブとして、LSD長距離走るときなどに使用してます。 BOA緩めでゆったり巡行には最高のシューズですからね! もしかしたらロードよりトライアスロンのほうが向いてるかもしれませんね。